刀竜門BASARA
活動報告
 
関ヶ原合戦祭り〜決戦!関ヶ原〜
■ 開催地
 岐阜県関ケ原町

■ 開催日
 2012年10月21日

■ 参加人数
 約100人

■ 上演時間
 45分
1600年、天下分け目となった関ヶ原合戦のお話。
家康打倒を掲げ西軍が挙兵。すぐに伏見城を攻め落とした。西軍挙兵を知った家康は小山にて軍議を開き諸将の意見をまとめると西へと進軍。西軍・東軍の両軍は関ヶ原で決戦となる。序盤は西軍有利で進んでいくが、家康が放った鉄砲隊の銃撃に戦局が大きく変わった。これまで傍観していた小早川秀秋が突如として西軍・大谷吉継に攻めかかったのだ。これにより西軍は壊滅。残された島津軍は中央突破にて関ヶ原より脱出を図る。


今年のシナリオは去年の「島左近」のように一人の武将を立てるのではなく、 関ヶ原合戦で有名な出来事を選んでシナリオにしました。関ヶ原合戦祭りでは初めてとなる伏見城攻防と小山評定の場面が入っています。 伏見城攻防は石田・島津・小早川の出番を増やすためとあとは治部さんの案で槍一斉突撃シーンをやるためでした。 小山評定は定番ではあるんですけど今まで無かったんですよね。東軍側シーンも欲しいんで入れてみました。 そして島津隊が復活して全部で9隊。総勢100人が広場に陣取りました。
それから他の変更としては東軍・西軍の待機位置が逆転。遂にステージ側に家康本隊が置かれる。
西軍(石田隊・島隊・蒲生隊・大谷隊・島津隊・小早川隊)の方が部隊も人数も多いためステージに置くと鉄砲隊の出入りが出来なくなるんで小山側が都合良いのです。 ここは上手く入ったと思う。 でもホントいうと目先を変えてみようかという単純発想だったんです。

殺陣は全部で18パターン。細かく言うと20パターンか。 でも基本パターンに追加変更してるんで実質はもうちょっと少ないです。 去年は殺陣師さんが事前につくってくれたのを教えたけど、今年は左近無双以外は全て考えなければいけないので大変。1vs1に1vs2と1vs1隊に加え槍もありので頭パンクしそうでした。

関ヶ原も2008年から数えて5回目。うち09・11・12年と3回も制作にかかわることになる。 記念行事のみに合戦絵巻やるのはもったいんでやらせてもらってるけど その際は”継続”を念頭においてやってきた。「次は関ヶ原で」と声を聞くとぽつぽつと効果が出てきたかなぁと思う。
でもあいかわらず準備に時間がかかり過ぎるなぁと。 今年は直前に休みがとれたから考える時間が取れて良かったけど、最悪当日の指揮がグダグダになりそうだった。 仕事の都合によっては関ヶ原に掛ける作業時間も少なくなるし、毎年そんなに上手く行くわけないから段取り考えていかないと駄目だ。 これまででやることは分かったきたから用意できるものは用意しておいて作業にかける時間の短縮を図っていきたい。

指導もまだまだだな。もっとテキパキやりたいんだけど元来人前に出るのは苦手なんですよ。 それに加えて、あの量を5時間で全部教えるのは難しいんです。量を減らせば良いんですけど、殺陣手順の指導、殺陣パターンの豊富さ、槍の組織運用、武将の口パクなし、は2008年からの特色だし。これに加えて部隊の組織運用は面白いから減らしたくない。 自分の首絞めてるのは分かるけど、このまま何とかやってみます。大変だけどそういったシステムを考えるのもまた楽しいのです。


■ 動画

@伏見城攻防戦

A小山評定

B西軍軍議

C関ヶ原開戦

D関ヶ原終焉


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